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京阪神で1日から時短段階的解除 「客足、すぐ戻ると思えない」「ありがたい」飲食店主ら

新型コロナウイルスの感染対策で、一部の席に×を付けて間隔を空けている串かつだるま道頓堀店。3月1日からは午後9時閉店にする=27日午後、大阪市中央区(永田直也撮影)
新型コロナウイルスの感染対策で、一部の席に×を付けて間隔を空けている串かつだるま道頓堀店。3月1日からは午後9時閉店にする=27日午後、大阪市中央区(永田直也撮影)

 新型コロナウイルス特別措置法に基づく緊急事態宣言の月内解除を受けて大阪、京都、兵庫の3府県では3月1日以降、飲食店への時短要請が段階的に解除される。大阪府内で大阪市内のみ現在の午後8時までを同9時までとする要請が続くなど、地域差も生まれる。コロナ禍に苦しめられてきた店主らは、集客回復への期待や時短要請への不満など思いを口にした。

 大阪府岸和田市。南海岸和田駅前の商店街に約15の飲食店が集まるが、早い時間にのれんが下りたあとは閑散とする。立ち飲み居酒屋「Dash賑(ダッシュにぎわい)」の足羽徹店長(60)は「来店数はコロナ前の3割程度。1割しかない日もあった」と肩を落とす。緊急事態宣言の期間中は通常の午後4時~午前1時の営業を、午後2~8時に短縮してきた。

 時短要請がなくなる3月1日からは、通常の営業時間に戻す予定だ。「夜まで飲めるようになるので、ある程度の集客の回復は見込める」と期待するが、「すぐにコロナ前に戻るとは思えない。(解除直後でも)おそらく半分を切るだろう。ワクチン接種が進めばようやく元通りにお客さんが来てくれるかも」と厳しい見通しを語った。

 同府東大阪市の近鉄布施駅周辺で、約400の小売商業者が加盟する布施商店街連絡会の加茂守一会長(70)も顔は晴れない。

 「商店街の人通りを見ると例年の半分以下。客足が増えれば、コロナの感染リスクも増えるし…。複雑な気持ちやなあ」

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