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新型コロナ、健康不安… 竹島問題 進まぬ現状に焦燥感

 研究所から聞き取り調査を依頼されている島根大の舩杉力修(ふなすぎりきのぶ)准教授(歴史地理学)は「記録で見るのと本人が話すのを聞くのとでは説得力が違う。幅広い人に竹島を知ってもらいたい」と話す。

 竹島で生息していたニホンアシカを同町の久見地区ではメチと呼んだ。絵本「メチのいた島」の作者の杉原由美子さん(77)も、新型コロナの感染拡大に加え、自身の体調不安もあり、ここ2年間はほとんど読み聞かせの活動ができていない。

 杉原さんは竹島でアシカ猟などを行った竹島漁猟合資会社の代表だった八幡長四郎(1879~1949年)の孫。杉原さんは東京の小学校で教師を務め、平成20年に地元に戻った。漁業関係者から竹島での漁業について話を聞いたのをきっかけに絵本の制作に取り組み、25年2月、「メチのいた島」を自費出版した。

 その後、長四郎の孫として読み聞かせの活動を決意。小学校など80カ所以上を回ったが、昨年春に一時体調を崩した。「本人の言葉でないと思いまで伝わらないという一心で続けてきたが、これからは皆さんの期待に応えられるか分からない。若い人たちがそれぞれのやり方で竹島を伝えていってほしい」と話した。

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