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医師からの評価トップは福井知事 現場に報いるコロナ対応

新型コロナウイルスへの新しい対応策を説明する福井県の杉本達治知事。コロナ対応をめぐり、47都道府県知事で地元医師から最も高い評価を受けた=2月12日、福井県庁
新型コロナウイルスへの新しい対応策を説明する福井県の杉本達治知事。コロナ対応をめぐり、47都道府県知事で地元医師から最も高い評価を受けた=2月12日、福井県庁

 医療従事者向けサイト「m3.com(エムスリードットコム)」が会員の医師に行った新型コロナウイルス対応に関するアンケートで、地元の都道府県知事のリーダーシップの評価を尋ねたところ、トップになったのは首都・東京都の小池百合子知事でも、自粛要請の独自基準「大阪モデル」などで存在感を示した大阪府の吉村洋文知事でもなく、福井県の杉本達治知事だった。コロナ対策では同県は感染初期の昨春、マスク不足に対応してマスク購入券の全戸配布を行ったりしたが、こうした対応などが高評価につながったとみられる。

小池知事や吉村知事は…

 アンケートは1月8~13日に実施。会員の医師に、勤務先医療機関がある都道府県知事のリーダーシップの評価などを尋ね、全国4006人から回答を得た。

 その結果、5段階評価で全国平均が2・87のなか、杉本知事が平均3・96を獲得してトップとなった。2位は3・79で鳥取県の平井伸治知事、3位は3・58で和歌山県の仁坂吉伸知事。小池知事は2・69で、吉村知事は3・29だった。

 杉本知事は岐阜県出身の58歳。東大法学部卒業後、当時の自治省(現総務省)入り。平成16~19年に福井県総務部長、25~28年に同県副知事を務めた後、保守分裂となった31年の知事選で自民の推薦を得て初当選し、現在1期目だ。

 杉本知事は2月12日の記者会見でアンケート結果について、コロナ対応を「早い段階で、必要な措置を躊躇(ちゅうちょ)なく取ってきた」と説明。「外出自粛や休業のお願いに県民のみなさんが協力してくれ、落ち着いた(感染)状況になり、今回の評価になったと思う」と分析し、「すべてのみなさんに感謝申し上げたい」と述べた。

マスク購入券を全戸配布

 福井県の対応で全国的に注目されたのは、マスク購入券の配布だ。感染拡大に伴い全国でマスクが不足した昨年4月、県内の約28万9千世帯に購入券を配布し、県内での品薄状況を解消した。

 軽症者や無症状者が療養する宿泊施設の開設も速やかに行った。昨春の感染第1波では、県内で接客を伴う飲食店を起点としたクラスター(感染者集団)が発生し、6次感染まで拡大。人口当たりの患者数が全国ワースト級で推移していた。これに対して全国に先駆けて軽症・無症状者向けの宿泊施設を設け、病床逼迫(ひっぱく)を緩和した。

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