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奈良放火殺人、21歳男に無期求刑 裁判員裁判 

 奈良県橿原市で令和元年11月、アパートの一室から住人ではない元派遣社員、山岡直樹さん=当時(28)=の焼死体が見つかった事件で、殺人や現住建造物等放火などの罪に問われた住人の無職、竹株脩(たけかぶ・しゅう)被告(21)の裁判員裁判の論告求刑公判が18日、奈良地裁(岩崎邦生裁判長)で開かれ、検察側は無期懲役を求刑して結審した。判決は26日。

 検察側は論告で、放火の現場は竹株被告の自宅であり、事件後凶器とされるなたや山岡さんの免許証を所持していたことなどから「被告が犯人であることに疑いの余地はみじんもない」と指摘。「無差別の通り魔殺人で、殺害方法も冷酷かつ残虐。生命の軽視も甚だしい」と指弾した。

 弁護側は最終弁論で「犯行を裏付ける直接的な証拠がなく、動機もない」などとして無罪を主張。公判で竹株被告は起訴内容について黙秘している。

 起訴状によると、竹株被告は元年11月24日午後10時半ごろ、奈良県桜井市内の路上を歩いていた山岡さんの首付近をなたで数回たたき、車の荷台に乗せて同県橿原市内のアパートの自室に運び込み、放火して殺害したとしている。

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