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「清原監督」実現は最速で4年後 学生野球資格を回復

野球教室で小学生を指導する清原和博さん。高校球界への復帰はなるか=2020年12月5日、東京都西東京市(桐原正道撮影)
野球教室で小学生を指導する清原和博さん。高校球界への復帰はなるか=2020年12月5日、東京都西東京市(桐原正道撮影)

 昨年は日米通算4367安打のイチローさん(47)、今年は歴代4位の525本塁打を放った清原和博さん(53)が“合格”したことで、一躍注目度が上がった制度がある。元プロ野球選手が高校、大学で指導者になる道を開く「学生野球資格回復制度」だ。イチローさんもこの制度で高校野球の指導が可能となり、昨年12月には智弁和歌山高で臨時コーチを務めた。ただ、これまで1600人近くが資格回復を認められたものの、高校野球の監督に就いた数は多くない。果たして「清原監督」は実現するのだろうか。

「雪解け」の象徴

 学生野球資格回復制度は、プロ球団による激しい選手獲得競争をきっかけに絶縁状態にあったプロとアマ野球の「雪解け」の象徴として、平成25年に創設された。日本学生野球憲章はプロ経験者の関与を原則的に禁じているが、例外として、プロ入りによって失われた学生野球資格の回復を認めるものだ。

 資格回復にはプロと学生野球双方の研修を受ける必要がある。今回は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、研修は昨年12月と今年1月にオンラインで実施され、清原さんら受講者は小テストやリポートを提出。日本学生野球協会によると「学校教育の現場に入るにあたり、最低限知っておいてほしいことを学んでもらった」としている。

 その結果、清原さんのほか日米通算203勝の黒田博樹さん(46)や元広島、阪神の新井貴浩さん(44)、元西武、中日の和田一浩さん(48)ら名球会員を含む139人が資格回復を果たした。

門戸は狭く

 ただ、資格を回復したからといって、すぐに監督への道が開けるわけではない。

 たしかに元プロ選手の高校監督は増えつつあり、実績も残している。来月開幕する第93回選抜大会に出場する32校中、元プロ選手の監督は天理高(奈良)の中村良二(元近鉄、阪神)、東海大菅生高(東京)の若林弘泰(元中日)、常総学院高(茨城)の島田直也(元日本ハム、横浜)の3氏。昨年12月にイチローさんが指導した智弁和歌山高の中谷仁監督もドラフト1位で阪神に入団し、楽天、巨人でもプレーした。

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