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まさかの呼び名「雲子ちゃん」が移住の決め手に

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雲子ちゃんのイラスト=(C)unko
雲子ちゃんのイラスト=(C)unko
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 白いモコモコしたフォルムに、なんともいえない表情。シンプルながら癖になりそうなデザインは「雲子ちゃん」というゆるキャラ。「くもこちゃん」ではなく「うんこちゃん」と読むのだが、それは島根県雲南(うんなん)市の雲をモチーフにした市の非公式キャラクターだからだ。最近イラストを使ったポロシャツを作製したところ「あれは何?」と話題に。トートバッグやLINEスタンプなど派生商品も生まれており、キャラクターの管理やPRを担う団体は「いずれは着ぐるみを作りたい」と意欲を燃やしている。

雲から生まれた妖精

 雲子ちゃんは「雲南市の雲から生まれた10歳の妖精」という設定。身長153センチで、チャームポイントはでべそ。市の特産品「焼きさば寿司」が好物だ。

 平成26年、市職員が市の広報誌用に何気なく考案し、雲南市の子供だから「雲子」と名付けたという。

 同年から広報誌に案内役として登場していたが、転機となったのは令和元年、キャラクターのことが好きな会社員らでつくる市民団体「雲子ちゃんの会」の発足。昨年夏に雲子ちゃんのイラストが入ったポロシャツを作製し、市職員が着用したところ「あのキャラクターは何?」と話題に。300枚以上が売れるヒット商品となった。

 2月、市役所を訪れていた岡山市の女子大学生(20)に聞いてみると、「かわいいし、親しみやすい」と好印象。同会はLINEスタンプも販売している。

商品化しやすいデザイン

いろいろある雲子ちゃんグッズ=2月8日、島根県雲南市
いろいろある雲子ちゃんグッズ=2月8日、島根県雲南市
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 人気拡大のもう一つの要因は、キャラクターの使いやすさ。同会に申請すれば自由に商品化できる。

 雲南市のハンドメイド雑貨「光栄刺繍(ししゅう)」は、雲子ちゃんのイラスト付きのトートバッグやキーホルダー、ぬいぐるみなど10種類以上の関連商品を販売する。同社の若槻佐知子さん(54)は「デザインがシンプルなので商品化しやすい。昨年から来店や問い合わせが増えた」といい、評判は上々のようだ。

 このほか市うんなん暮らし推進課はクリアファイルのデザインに採用し、移住定住フェアで配布。市内の別の業者は、まんじゅうやパンなどの販売も検討しているという。

 一方、こんな人も。足立志帆さん(32)は昨年4月、大阪府から同市に移住してきたが、「移住を決めたきっかけは雲子ちゃんです」という。

「まさかと思って尋ねてみたら」

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