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コロナ対策の衛生費18・1%増 和歌山市 3年度当初予算案

令和3年度の当初予算案について説明する尾花正啓市長
令和3年度の当初予算案について説明する尾花正啓市長

 和歌山市は16日、令和3年度の当初予算案を発表した。一般会計は、前年度比3・8%減の1446億6432万円。新型コロナウイルスの感染防止事業を盛り込んだ衛生費を18・1%増とする一方、土木費や総務費などを抑制。全体の規模は2年連続で減少した。22日開会の市議会2月定例会に提案する。

 ■歳入

 新型コロナウイルスによる経済活動停滞を見込み、市税を中心とした自主財源は前年度比5・1%減の647億円。特に市税は、固定資産税や都市計画税の減少を見込み、7・2%減の546億1千万円とした。

 自主財源の不足分を補うため、財政調整基金を取り崩すなどし、繰入金は40・5%増の29億8千万円となる。

 ■歳出

 今秋に開館を予定している「和歌山城ホール」(新市民会館、七番丁)や、今夏にオープン予定の消防活動センター(森小手穂)の予算措置が一段落したことで、大型事業などに投入する投資的経費が45・0%減の80億7千万円となった。

 人件費や扶助費、公債費などの義務的経費も1・5%減の889億1千万円と減る一方、新型コロナウイルス感染防止などに関連する衛生費は18・1%増の100億4千万円に増えた。

     ◇

 尾花正啓・和歌山市長は16日会見し、予算案について「新型コロナウイルスの感染症対策を強化し、同時に深刻な影響を受ける事業者を支援する予算配分を行った」と説明。「新型コロナは当初の予想よりも長期化しており、市民の安全確保のため引き続き、感染防止や感染者に対するケア対策に取り組みたい」と述べた。

 新型コロナで業績が悪化する事業者への支援を継続する一方、企業の誘致活動などにも力を入れるとし、「関西国際空港に近い交通の利便性や、自然環境に恵まれた市の魅力をアピールし、都心からの転入を促す施策も進める」と意欲をみせた。

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