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大阪府がワクチン配送センター 医療従事者向け設置方針

 大阪府は10日、医療従事者向けの新型コロナウイルスワクチンを一元管理する「ワクチン配送センター」を設置すると発表した。3月上旬から6週間以内に約31万人の希望者に接種することを想定し、府内に配備される専用冷凍庫32台を同センターに集約。ワクチンの保管から解凍、病院への配送までを一手に担い、病院側の負担軽減と確実で迅速な接種を目指す。

 府によると、同センターは大阪市内の倉庫を活用する。接種を希望する医療従事者は医師や看護師、薬剤師ら計約31万人といい、接種は府内の427病院で行われる予定。

 米製薬大手ファイザー製のワクチンは零下75度で保管する必要がある上、原則3時間以内に移送し、解凍から5日以内に使用しなければならない。このため府内では32台の超低温冷凍庫を同センターに集め、ワクチンや注射器などの物品をまとめて保管する。接種予約が入った病院がセンターに必要な数を発注すると、ワクチンを解凍。病院ごとに小分けし、接種前日までに事業者が配送する。

 一方、約31万人のうち、勤務先と異なる病院での接種が想定される医療従事者は約14万人に上る。府は予約状況を効率的に管理するため、無料通信アプリ「LINE(ライン)」を使ったシステムを導入する。医療従事者に府が専用コードを発行し、接種する日時と病院を予約できるようにする。吉村洋文知事は10日の記者会見で「ワクチンの管理が難しく、多人数に及ぶ中で、医療従事者に早く確実に接種することが目的だ。病院は接種に専念できる。スピード感を持って円滑に実施したい」と述べた。

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