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【司馬遼太郎 没後25年】映画「燃えよ剣」原田眞人監督「司馬史眼から未来が見える」

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「司馬作品が歴史への興味を開いてくれました」と話す原田眞人さん=東京都中央区(酒巻俊介撮影)
「司馬作品が歴史への興味を開いてくれました」と話す原田眞人さん=東京都中央区(酒巻俊介撮影)
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 国民作家・司馬遼太郎さん(1923~96年)が死去して、12日で25年を迎える。『竜馬がゆく』『坂の上の雲』に代表される歴史小説、『この国のかたち』『街道をゆく』などの透徹した評論やエッセー、紀行で、日本社会に大きな影響を与え、映画やテレビドラマにもなった。四半世紀を経てなお力を放つ作品の魅力や奥義を語ってもらった。

 司馬遼太郎さんの歴史小説『燃えよ剣』が今秋、映画化され公開される。脚本、監督を務めた原田眞人さん(71)は、中学生の頃からの熱心な司馬ファンだ。作品が開いてくれた歴史や人間への尽きない興味。コロナ禍にあって先行きが見えない中、「司馬作品を通じて過去の歴史から学べることがあるはずです」と語る。長年の夢だった司馬作品の映画化は「関ヶ原」(平成29年公開)に続く2作目で、さらに次作の構想をあたためている。

(横山由紀子)

《映画「燃えよ剣」が今年10月に公開される》 

 コロナ禍で公開が1年延びましたが、ちょうど司馬先生の没後25年の節目と重なりました。小説『燃えよ剣』は高校時代に読み、その後何回も読み返しています。司馬作品の中で僕の「ベストワン」小説です。読むたびに愛着が湧きます。筋を通した生き方をした土方(ひじかた)歳三。かっこいいですよ。土方を岡田准一さんが演じます。

《自身の司馬作品の映画化は、4年前の「関ヶ原」に続く2作目。若い頃からの夢だった》

 30歳くらいの頃、先生のお宅に直接お電話をかけたんです。そしたら先生が出られた。簡単に自己紹介をして、鉄砲集団の雑賀衆(さいかしゅう)を描いた小説『尻啖(しりくら)え孫市』をぜひ映画化させてくださいと、勢いでワーとしゃべりました。「元気のいい人だなあ」と苦笑されたお声を今も覚えています。

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