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大阪府、血中酸素測定器1万3千台を配布へ

大阪府庁=大阪市中央区(本社ヘリから、彦野公太朗撮影)
大阪府庁=大阪市中央区(本社ヘリから、彦野公太朗撮影)

 大阪府は4日、新型コロナウイルスに感染し、自宅や宿泊施設で療養する人に血中の酸素飽和度を測定する機器「パルスオキシメーター」を貸与すると発表した。療養中に容体が急変する事例が全国で相次いでいることを受け、健康観察を強化して重症化や死亡を防ぐ狙い。来週までにまず約3500台を確保し、今月末までに計約1万3千台を調達する予定で、府内全18保健所を通じて配布する。

 府によると、自宅療養者は4日時点で1234人に上る。機器を配るのは、原則40歳以上で保健所が必要と判断した人。39歳以下でも基礎疾患があるなど重症化リスクが高いと判断されれば対象となる。

 保健所からバイク便などで機器を受け取った自宅療養者は毎日、酸素飽和度を計測し、国の管理システムにスマートフォンなどで数値を入力。おおむね中等症の目安とされる95%を下回れば保健所に連絡し、症状により入院に切り替える。数値は保健所も確認する。

 また全ての宿泊療養者に機器を貸し出すほか、現在9カ所の宿泊施設に、装着型の心拍測定器や体温計などを2組ずつ配備する。療養者の心拍数などに異変があれば、端末を介して施設に常駐する看護師に通知される。

 吉村洋文知事は記者会見で「酸素飽和度が下がってきても、自覚がない人もいる。機器を配布することで客観的な情報をより正確に把握できるようになり、自宅療養中に亡くなる人を一人でも少なくすることに資する」と強調した。

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