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アマビエ巻、ルーロー巻…今年の恵方巻はウィズコロナ意識

ノリの代わりに薄切りの牛肉を巻いた大丸梅田店の「近江牛ローストビーフ巻」
ノリの代わりに薄切りの牛肉を巻いた大丸梅田店の「近江牛ローストビーフ巻」
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 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言が発令される中、2月2日の節分を前に関西の百貨店やスーパー、回転ずしチェーンが「ウィズコロナ(コロナとの共生)」を意識した恵方巻きの販売を企画している。疫病退散の願いを込めたり、海外旅行が困難な中で世界の料理や豪華食材を取り入れたりと工夫を凝らして臨むが、在宅勤務拡大が影を落とすとの指摘もある。(山本考志)

 例年は2月3日の節分は今年、地球の公転のずれなどから124年ぶりに2月2日となり、縁起が良い方角は南南東とされる。

 回転ずしチェーンのくら寿司は、疫病退散の御利益があるとされる妖怪「アマビエ」のイラストを包装フィルムに描いた「アマビエさん巻」(378円)を販売。具材にはアマビエならぬアマエビを使用した。2月2日まで予約を受け付け、店頭で受け渡しする。

 総合スーパーのイオンは近畿2府4県の店舗で販売する「招福4種の恵方巻セット」(1166円)などに、壬生寺(京都市中京区)で祈祷(きとう)されたノリを使用。同社広報は「福の多い1年になってほしいとの思いで企画した」とする。

 渡航制限が続く中で旅行気分を味わってもらおうと、近鉄百貨店はあべのハルカス近鉄本店(大阪市阿倍野区)限定で台湾の豚の角煮を巻いた「ルーローファン巻」(540円)など、海外の料理を取り入れた4種を用意した。

 大丸梅田店(同市北区)はノリの代わりに薄切りの牛肉で巻いた「近江牛ローストビーフ巻」(1200円)を2日に販売するほか、1月30日まで予約を受け付けた「ロブスター1本丸ごと恵方巻」(4800円)など、豪華な食材が味わえる商品を企画した。

 飲食店の時短営業が続く中、家庭で楽しめる恵方巻きへの期待は高まるが、調査会社エヌピーディー・ジャパンの東さやか氏は「都市部を中心に在宅勤務が拡大しており、会社帰りに恵方巻きを買い求める機会が減るのでは」と指摘している。

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