祈祷中に神具を女性の胸に押し当て 神職逮捕 大阪府警
「大阪屈指のパワースポット」とSNSなどで人気の大阪市西区立売堀(いたちぼり)の「サムハラ神社」で、祈祷(きとう)に訪れていた女性らにわいせつな行為をしたとして、大阪府警西署は25日、準強制わいせつの疑いで、神職の川端孝和容疑者(70)=同市東住吉区山坂=を逮捕した。「祈祷行為をしただけで、わいせつな行為はしていない」と容疑を否認している。
逮捕容疑は昨年12月下旬から今年1月上旬にかけ、同神社の神殿で府内に住む30代の女性会社員2人に対し、祈祷行為と信じこませて抵抗できないようにした上で、神具を女性の胸に押し当てたり、服の上から手で尻を触ったりしたとしている。
同署によると、2人は別々に祈祷に訪れていたが、被害に遭ったさいは、いずれも川端容疑者と女性しかいない2人きりの状況だったという。不審に思った女性らが申告し、発覚した。