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医療への夢、奪われてはならぬ 学生団体ら交換日記

「気持ちが整理でき、前向きな行動につながる。医師からの応援はくじけそうになったときのお守りにもなるはず」。阪大医学部2年の鈴木崇太さん(20)が話す。「医療従事者へのいわれのない批判もある。若者が漠然と不安を感じ、志の火を消してしまうのはあまりにももったいない。応援の渦が社会に広がってくれたら」と続けた。

 経済的な打撃も無視できない。医学部生らでつくる全日本医学生自治会連合の調査によると、アルバイトをする学生600人のうち、約6割の学生がコロナ禍の影響で収入が減ったことが判明。そのうち87人は「収入がゼロになった」と答えた。

 そうした状況を踏まえ、世界的な細菌学者の野口英世の業績を記念して設立された「野口医学研究所」(東京)は、経済的に困窮する学生を応援するCFを実施。野口の肖像をデザインしたマスクケースを販売し、約160万円を集めた。学生から「夢」をテーマにエッセーを募集し、CFから最大100万円を授与する計画だ。

 研究所の担当者は「微力だが手助けになればと始めた。国は現役の医療従事者だけでなく、将来の医療従事者への支援も行う必要があるのではないか」と求めた。

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