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【リレーコラムON&OFF】飛び込み・寺内健「練習できない期間も有意義に」

(ミキハウス提供)
(ミキハウス提供)

 昨年は新型コロナウイルスが猛威をふるった年になりました。東京五輪が1年延期になり、私自身も昨年8月にコロナ感染を経験しました。最小限の人数で練習し、外出も最低限にとどめるなど注意を払っていましたが、防ぐことができませんでした。そのときに感じたのは、怖いという気持ちよりも、絶対に感染を拡大させてはいけないということ。JSS宝塚で一緒に練習している荒井祭里選手や玉井陸斗選手もPCR検査を受け、幸い周囲から感染者は出ませんでしたが、手間をかけさせてしまったことは申し訳なく思っています。

 最初に味覚や嗅覚に異常があったので怪しいということになり、数日間は発熱も続きましたが、1週間ほどで退院できました。2カ月近くはプールに行って練習することはできませんでしたが、練習ができないことに対して悲観的になったことはありません。昨年春に緊急事態宣言が出ていた期間も、自宅でできるトレーニングをしていたので、五輪や競技のことをゆっくり考える時間ができたことは有意義だったと思っています。

 例年であれば、年が明けた今の時期から体を追い込んでいくのですが、昨年は極端に練習量が少なく、実戦に出ることもできなかったので、今は体作りに専念しています。焦る気持ちはまったくありません。経験上、いくら焦っても思った通りにはならないので、今できるトレーニングを考えながら時間を過ごしていきたいと思っています。

 昨年10月、東京五輪・パラリンピックの水泳会場となる東京アクアティクスセンターの完成式典でデモンストレーションを行う機会がありました。かなり大きな会場で、飛び板も踏みやすかった。過去に5度の五輪を経験していますが、ここに海外の選手が来ることを想像すると、ホスト側の気持ちにもなれて感動的でした。まだコロナの感染拡大が続いていて、今月末に予定していた合宿がキャンセルになるなど厳しい状況ではありますが、五輪代表としての責任ある行動を心掛けながら、前向きに日々を過ごしていきたいと思っています。

 ◇ 

 ミキハウススポーツクラブの選手が自身の活動を通して競技の魅力などを発信します。

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