PR

産経WEST 産経WEST

緊急事態宣言再発令 通勤「普段と変わらず」関西3府県

緊急事態宣言が再発令されたJR大阪駅周辺の通勤風景=14日午前、大阪市北区(須谷友郁撮影)
緊急事態宣言が再発令されたJR大阪駅周辺の通勤風景=14日午前、大阪市北区(須谷友郁撮影)
その他の写真を見る(1/3枚)

 新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく緊急事態宣言が再発令された京都、大阪、兵庫の関西3府県では14日、売り上げの減少や感染拡大の長期化に不安の声が上がった。一方で街の中心部の人出に顕著な減少は見られず、「メッセージが中途半端」「これまでとやることは同じ」と冷静に受け止める人もいた。

 マスク姿の通勤客らが行き交う京都市中心部の四条大橋。京都市内の小売店に勤務する男性会社員(57)は「人出はいつもとそんなに変わらない」と話した。大阪市内から約1時間かけて電車通勤しているが、この日も車内は満席になるほど混雑していたという。

 勤務先は時差出勤が可能で、再発令を受けテレワークの拡大を目指している。男性も主な会議はオンラインで参加しているが、「接客業なので限界がある。休業した前回と違い、店が開いているので働き方は大きく変わらないだろう」と指摘する。その上で、出勤時の検温やこまめな消毒、昼食は1人で行くなど、「これまで通りできる対策をやっていきたい」と話した。

 大阪市の南海難波駅周辺では午前7時半ごろ、マスク姿の多くの会社員が早足に職場へ向かっていた。大阪府岸和田市の男性会社員(64)は「昨年4月の緊急事態宣言下では電車の利用者は減ったが、今朝はいつもと変わらない。医療と経済のバランスは難しいとはいえ、行政が打ち出してきたメッセージは中途半端だ」と再発令の効果に疑問を呈する。

 政府は出勤者の7割削減を目指している。男性が勤める物流会社では、一部の部署で在宅勤務を導入しているが、「顧客の個人情報が詰まった書類を自宅で扱うのはリスクもあり、限界がある」と訴えた。

 神戸市中央区の男性会社員(28)は、時差出勤のため、通常より1時間以上遅い午前10時の出社。「電車も特にすいていたという感じはなかった」と話す。在宅勤務も始まったが、パソコンが貸与されないため、できることは電話での営業などに限られる。取引先に足を運ぼうとしても、社屋内に入ることができないケースもあり、「ゆっくり話すこともできず商談には苦労する。早く収束してほしい」と話していた。

関連トピックス

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ