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ブームの影で相次ぐ飼育放棄 コロナ禍に翻弄されるペット

神奈川県動物愛護センターが開いたオンライン譲渡会の様子。職員らが保護犬や保護猫を生中継で紹介した=昨年11月、神奈川県平塚市(同センター提供)
神奈川県動物愛護センターが開いたオンライン譲渡会の様子。職員らが保護犬や保護猫を生中継で紹介した=昨年11月、神奈川県平塚市(同センター提供)
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 新型コロナウイルス禍で自宅で過ごす時間が増える中、ペットに関心を持つ人、飼いたいと思う人が増えている。癒やされる、動画を見て-。理由はさまざまだが、購入したばかりの子犬や子猫の身勝手な飼育放棄も相次いでいる。新たな飼い主を探す譲渡会も多くが中止となり、人の接触を避けるオンラインの活用を模索する動きも出ている。「動物が二度と不幸にならないように」。関係者が力を込めた。(田中佐和)

身勝手な理由

 「ペットショップでは天使に見えたのに、今は悪魔にしか見えない」

 昨年5月、NPO法人「みなしご救援隊犬猫譲渡センター」の東京支部に、生後数カ月のトイプードル1匹が持ち込まれた。飼い主の男性によると、飼い始めてわずか2、3日。衝動的に購入したとみられる。男性は「ペットショップで抱っこしたときはおとなしかったのに、家に連れて帰ったら鳴くわ家具をボロボロにするわで、もう無理だ」とこぼしたという。

 同センターの担当者は憤る。「昨春の緊急事態宣言以降、ペットショップは『コロナ景気』に沸くと聞く。でも、安易に飼い始めた結果、飼育放棄される犬猫が増えている」

 飼い主側の言い分はさまざまだ。出張が増えて面倒をみられない▽動物飼育が禁止されているマンションなのに飼ってしまった▽犬の臭いがだめだった-。そうした身勝手な理由が目立つという。

飼い方知らぬまま

 コロナ禍でペットへの需要が高まっている。

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