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【今年こそ! 京都 年始インタビュー】(4)「小さな事案も正面から向き合う」 上野正史府警本部長

インタビューに答える上野正史・京都府警本部長=京都市上京区の府警本部
インタビューに答える上野正史・京都府警本部長=京都市上京区の府警本部

 令和2年は新型コロナウイルスの影響で犯罪認知件数が大幅に減った一方、検挙数は増えた。捜査に割く時間が長くなり、一つ一つの事件にじっくり取り組めるためだ。例えば職業的に窃盗事件を起こしている容疑者がいれば、時間をかけて調べると、余罪の証拠もたくさん集めることができる。

 特殊詐欺では犯人も時勢に敏感で、コロナをいろいろな口実に使い始めた。「(国民1人に10万円を配る)特別定額給付金の申請を代行する」と言って個人情報を聞き出したり、「3密を防ぐため銀行には来てもらわず、行員が自宅に伺う。感染リスクを下げるため、お金は黙って受け取る」と言って現金をだまし取ろうとしたり、新たな手口が出てきている。高齢者の方には特に、注意してもらいたい。

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 春先にはDV(家庭内暴力)の件数が増えるのではといわれていたが、府内では特段相談は増えていない。ただ、警察沙汰になるレベル以下の事案が水面下で増えているのかもしれない。また、全国的にも言われていることだが、交通事故件数は減っているものの、死亡者が減っていないのが特徴だ。交通量の減少によりスピードが出しやすくなっていることが背景にあるとみられる。

 苦労した点としては、容疑者の留置が挙げられる。1人1室にできればいいが、受け入れ能力の問題もあり、難しい。ただ、消毒は徹底して実施しているので衛生的だ。

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