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大阪府が緊急事態宣言一転要請へ 知事「先手」強調

記者団の取材に答える大阪府の吉村洋文知事=7日午後、大阪市中央区
記者団の取材に答える大阪府の吉村洋文知事=7日午後、大阪市中央区

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、東京都など4都県に緊急事態宣言の発令が決まった7日、それまで慎重な姿勢を見せていた大阪、京都、兵庫の3府県も政府に発令を要請する方向で調整に入った。関西広域連合は5日に「ただちに宣言の発出を要請する状況にない」としていたが、大阪府の吉村洋文知事が方針を一転させた背景には、宣言が出された首都圏で深刻化する感染急拡大を回避する狙いがある。「先手」を打ち、府民と危機感を共有する必要があると判断した。

 「(感染者が)増えすぎたら対応が困難になる。何とか今のうちに抑えるほうが、社会経済へのダメージは最終的に小さくなる」

 吉村氏は7日、記者団に対し、政府に宣言を要請する理由を説明した。約30分の会見の間に「先手」という言葉を5回も繰り返した。

 年末年始に250~300人規模で推移していた府内の感染者が、6日に560人まで跳ね上がった現実は府幹部らの間に衝撃をもたらした。

 7日の幹部会議では「一過性ではないか」との意見も出たが、吉村氏は記者団に「一過性とみるのはリスク管理上、問題だ。来週以降、少ない数で推移すれば(要請は)必要なかったと批判が出るかもしれないが、僕はリスクを考える。楽観視すべきではない」と述べた。

 4日時点で要請の必要性を否定していた吉村氏の認識を覆した最大の要因は、首都圏での感染急拡大だ。

 東京都では6日に1591人、7日には2447人の感染者が報告された。距離は離れているが、大阪と東京の往来は仕事などを中心に多く、繁華街などを抱える大都市という点も共通している。

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