同居男性に熱湯浴びせる 傷害致死容疑で男を逮捕 大阪
昨年12月末に大阪市浪速区のマンションからやけどを負った男性が搬送された後に死亡した事件で、大阪府警捜査1課は4日、傷害致死容疑で、男性と同居していた同区恵美須西、職業不詳、上杉竜也容疑者(33)を逮捕した。「言ったことを守らなかったのでけじめをつけた」と容疑を認めている。また、同課は同日、上杉容疑者と現場からタクシーで逃げたとして、犯人隠避容疑で同区下寺の職業不詳、榊大地容疑者(28)も逮捕した。
同課によると、男性は奥村大輔さん(33)。昨年5月ごろに上杉容疑者の仕事を手伝うため、福岡から来阪していた。
上杉容疑者の逮捕容疑は昨年12月15~24日、自宅マンションの風呂場のシャワーで奥村さんに60度以上の熱湯を浴びせるなどし、同29日に搬送先の病院で死亡させたとしている。同課によると、奥村さんは全身の3分の1にやけどがあり、たばこの火を押し付けられた痕が数十カ所あった。奥村さんの体調が悪化したことから、上杉容疑者は119番した後に逃走したという。