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変わる年越し人出は 大阪ミナミ・戎橋では警戒

大阪・戎橋でハロウィーンを楽しむマスク姿の若者たち=10月31日、大阪市中央区
大阪・戎橋でハロウィーンを楽しむマスク姿の若者たち=10月31日、大阪市中央区

 年末のカウントダウンの「聖地」として知られる大阪・ミナミの戎橋。新年を迎える瞬間を分かち合おうと毎年多くの人が訪れるが、今年は新型コロナウイルスの影響でどのくらいの人出になるかは未知数だ。人の密集は感染拡大につながる恐れがあり、大阪府は自粛を呼び掛けている。

 「毎年カウントダウンになると、このあたりはすごい人出になる」。戎橋近くの道頓堀商店会の北辻稔事務局長(69)は話す。戎橋では毎年大みそかの夜になると、主催者がいるわけでもないのに多くの若者が集まり、自然発生的にカウントダウンが行われていた。

 ただ、今年はコロナの感染拡大を受けて、JR西日本や大阪メトロなど鉄道各社が例年大みそかから元日にかけて終夜運行していた列車を取りやめたこともあり、参加人数が大幅に減少することが予想される。

 近くで勤務する大阪府吹田市の会社員女性(25)は「人が大勢集まるカウントダウンに参加するというのは、感染のリスクが高まる行動で理解できない」。大阪市浪速区の会社員女性(27)も「コロナの影響で店も遅くまで開いていないし、参加する人は減るのでは」と話す。

 一方で、コロナ下でも10月31日のハロウィーンでは、たくさんの若者が戎橋周辺に集結した。昼から夜にかけて人が分散するハロウィーンよりも、年越しの瞬間を目指して訪れるカウントダウンの方が、一時的に大勢の人が集まりやすい。さらに感染拡大を懸念して戎橋近隣で予定されていたカウントダウン行事が中止となったことで、戎橋に人が集中する可能性もある。

 大阪府警は「大勢の人が1カ所に集まると事故の懸念がある」として、戎橋周辺を昨年より100人近く多い約270人態勢で警戒。マスクや手袋、ゴーグルを着用するなど感染症対策を徹底した上で、人が1カ所にとどまらないよう誘導する方針だ。

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