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新型コロナ患者 医師に唾吐きかけ、音信不通も…医療従事者の疲弊顕著

常に感染不安

 医療従事者として、感染への不安は常につきまとう。感染が判明すれば病棟の閉鎖や、一般の入院患者への影響も考えられる。「責任を取りようがない」。寝つきが悪い日も増えた。

 ストレス発散の手段がないのも苦痛だ。病院では今年3月以降、一切の会食や旅行が禁じられた。「Go To」効果で各地がにぎわった時期も、自宅と病院を往復するだけの日々。コロナで経営も悪化し、冬の賞与は前年比で7割も減った。医師は「自分たちが我慢している会食や旅行で感染した人を診察するのは、正直、複雑な気持ちもある」と打ち明ける。

私生活も制限

 感染対策として、医師や看護師の行動を制限する医療機関はこの病院だけではない。

 医療機関検索サイトを運営する「eヘルスケア」(東京)の調査では、新型コロナの検査・治療の両方を行う医療機関のうち、55%が外食や会合を制限。また都道府県外への移動も39%が制限していた。

 「仕事に対しては忙しくても使命感があるが、私生活の自由がないので、気持ちの持ち方が非常に難しい」と医師。「リスクが高い行動をとれば、感染するのは当然。感染を減らすために会食や旅行の自粛に従ってほしい」と求めた。

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