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社員4割死傷の京アニ「作品作り続け、明日へつなぐ」

京都アニメーション第一スタジオ跡地=11月11日、京都市伏見区(本社ヘリから、永田直也撮影)
京都アニメーション第一スタジオ跡地=11月11日、京都市伏見区(本社ヘリから、永田直也撮影)

 京都アニメーションの放火殺人事件で同社は従業員の約4割が死傷した。影響は多大だが、残された社員らは犠牲者の志を受け継ぎ作品を作り続けている。今年9月には待望の新作映画が公開され、一時中断していたアニメーター養成塾の授業や社員採用も再開。来年の新作テレビアニメの放送も決まるなど、再建の道を歩んでいる。

 犠牲となった社員も多く携わっていた新作「劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン」。2度の公開延期を乗り越えて9月に上映を開始。12月13日時点で観客動員数約140万人、興行収入約20億円を記録し、公開13週目を迎えたロングラン上映となっている。

 「京アニクオリティー」と呼ばれる質の高い丁寧な作品作りを担う若手アニメーターの育成では、昨年9月に養成塾の授業を再開。塾生も募集し、講師の一人は「新しい仲間とアニメーションの研究を進めていけると思うと、感無量です」とブログに心境をつづった。新入社員も若干名採用し、新作劇場版やテレビアニメなどの制作に取り組む。

 一方、負傷した社員の中には現在も入院中の人もいるという。八田英明社長は15日、代理人弁護士を通じて「社員一同、作品を作り続けることが明日へつなぐこととの思いでいる。その作品が、支えていただいたファンや関係者の皆さまへのメッセージだと思っている」とのコメントを出した。

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