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コロナ重症センター患者受け入れ 看護師確保に課題も 

大阪市の「大阪コロナ重症センター」
大阪市の「大阪コロナ重症センター」

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、大阪府が重症者向けに整備した臨時施設「大阪コロナ重症センター」(大阪市住吉区)で15日、患者の受け入れが始まった。看護師不足の解消のため、防衛省・自衛隊が派遣した看護師ら計3人が支援に入った。ただ人工呼吸器を管理できる看護師は限られる上、重症者数も高止まりし、予断を許さない状況が続く。

 看護師と准看護師の資格を持つ陸上自衛隊の自衛官ら3人は15日朝、迷彩服姿で重症センターに到着。重症センターは全30床に人工呼吸器を備え、比較的容体が安定した患者が対象で、府によると、午後3時までに患者3人を受け入れた。

 運用開始に伴い、府内で確保している重症病床数は236床に増え、15日時点の重症者は158人、病床使用率は66・9%と7割を切った。

 吉村洋文知事は記者団に「応援してくれる皆さんに感謝したい。全体の感染拡大を抑えることが医療資源の逼迫を防ぎ、命を守る上で最も重要だ」と述べた。

 府は稼働に必要な看護師約130人を確保するため、防衛省や全国知事会に派遣を要請。自衛隊や13府県、府内の医療機関などの協力を得て120人程度のめどがたったとする。

 自衛官の派遣期間は28日まで。府は派遣終了後を見据え、看護師を募集しているが安定した人員確保は容易ではない。

 厚生労働省によると、府内で勤務する看護師は、平成30年末時点で約8万3千人。それでも重症者に対応できる看護師は「圧倒的に少ない」(府看護協会の高橋弘枝会長)。

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