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「ジョン・レノン没後40年」分断の時代に心響くメッセージ 夫婦愛の形に若者共感

1969年の記者会見に登場したジョン・レノン(右)と、妻のオノ・ヨーコさん(AP)
1969年の記者会見に登場したジョン・レノン(右)と、妻のオノ・ヨーコさん(AP)
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 英バンド、ビートルズのメンバーだったジョン・レノンが40歳で亡くなって、8日で40年を迎える。世界中で、人種差別や経済格差などによる社会の分断が進むなか、国境も宗教も超えた理想郷を夢見た彼のメッセージは、ますます重みを増す。一方、ロックスターでありながら家庭に入って「主夫」をこなし、妻のオノ・ヨーコさん(87)と世界平和を訴えた独特の生き方にひかれる日本の若い世代も多い。生誕80年にもあたるメモリアルイヤーに、ジョンはひときわ、輝きを放つ。(岡田敏一)

強烈なメッセージ

 生きていれば80歳の誕生日だった10月9日。米ニューヨークのセントラル・パークにあるジョンにささげた記念エリア「ストロベリー・フィールズ」には大勢のファンが集結。記念碑の周辺でジョンの代表曲「イマジン」やビートルズの「イン・マイ・ライフ」などを歌って追悼した。

 欧米メディアは「死後40年経っても、彼の音楽と平和活動家としてのメッセージは今も大衆を楽しませ、刺激し続けている」(米ABCニュース電子版)などと功績を称賛。ジョンの妹ジュリア・ベアードさんは英スカイニュース(電子版)に「彼の功績は、反戦や平等、ダイバーシティー(多様性)といった今日も議論されている問題を訴え続けたことだ」と振り返った。

 11月末に自著「ジョン・レノン伝 1940-1980」を出版したビートルズ研究家の藤本国彦さん(59)は「ジョンが『イマジン』で訴えた、差別も戦争もない理想郷をともに築こうといった熱いメッセージは、さまざまな局面で“分断”が顕在化する今の欧米で重みを増している」と指摘する。

妻の影響で主夫に

 ビートルズは1962年にデビューしたが、それ以前の57年に母体となるバンドを結成したのがジョンだった。「英リバプールという海の男の港町で育ったジョンは、マッチョな体育会系のノリの人物だった」と藤本さん。

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