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【動画あり】コロナ下の「大茶盛」試行 回し飲みせず1人1碗で 奈良・西大寺

伝統と感染防止の両立に腐心

 年の瀬が近づく中、古都の社寺は感染防止対策に苦慮している。師走から新春にかけては、多くの伝統行事や初詣が行われるシーズン。社寺は人々の信仰の場で、心のよりどころだ。伝統と安全の両立をいかに図るかに関係者は気をもんでいる。

 「早めに受験の合格祈願に訪れる方もいる。安心してお参りいただけるよう分散化をお願いしたい」

 奈良県桜井市の安倍文殊院の植田俊應(しゅんのう)貫主はこう話す。寺では、「密」状態となるのを避けるため、例年より1カ月早い、10月から初詣のお守りなどの授与を開始。郵送でも行っている。

 初詣の分散化を進める神社は複数あるが、こうした対策がどこまで功を奏するかは不透明だ。ある神社関係者は「正月時点の感染状況次第では、新たな対策が必要となるかもしれない」と気をもむ。

 年越しの風物詩「除夜の鐘」でも感染防止に留意した対応が取られる。京都市の知恩院は、恒例となっている除夜の鐘試しづき(12月27日)と本番の除夜の鐘のいずれも非公開とすることを決定。奈良市の薬師寺も除夜の鐘は寺内関係者のみで行う予定だ。

 長い歴史を有する伝統行事も対策を迫られている。

 奈良市の東大寺は、「お水取り」で知られる二月堂の「修二会(しゅにえ)」の「お松明(たいまつ)」(3月1~14日)の拝観の一部制限を決めた。期間中、二月堂周辺では多い日に1万人以上が訪れるためで混雑を避けたい考えだ。行に籠(こ)もる練行衆(れんぎょうしゅう)と呼ばれる僧侶の感染防止対策も徹底する。

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