PR

産経WEST 産経WEST

宝塚宙組公演「アナスタシア」真風の深みのある歌声に観客魅了

「アナスタシア」を演じる真風涼帆(右)と星風まどか(左)=宝塚大劇場(山田喜貴撮影)
「アナスタシア」を演じる真風涼帆(右)と星風まどか(左)=宝塚大劇場(山田喜貴撮影)
その他の写真を見る(1/2枚)

 宝塚歌劇団宙(そら)組公演「アナスタシア」(潤色、演出・稲葉太地)が兵庫・宝塚大劇場で開幕し、好評を博している。前公演の「フライング・サパ」(8月、梅田芸術劇場)が芝居中心のストレートプレーだっただけに、トップスターの真風涼帆(まかぜ・すずほ)たちも「ゼロから100。毎日、ミュージカルをやるぞ!という気持ちです」と話す。(田所龍一)

 物語はロシア革命で殺害された皇帝ニコライ2世一家の中で、ただ一人難を逃れたといわれる末娘・アナスタシアの「伝説」に基づいたロマンチックな作品。1997年にアニメ化。2017年にブロードウェーでミュージカル化された人気作品だ。

 真風もそのニューヨーク公演を1度観劇。「子供からお年寄りまで、みんなが楽しめるファンタジー」という。

 記憶を失い「自分」を探し求める娘アーニャを星風まどか。そのアーニャをアナスタシアに仕立て、報奨金を手に入れようとする詐欺師ディミトリを真風が演じる。

 「厳しかった当時のロシアで人を騙(だま)さなければ生きていけなかったディミトリ。でも、本当は純真で心優しい男。実の部分を大切に人間味のあるところを演じたい」

 2人はパリに住むアナスタシアの祖母マリア皇太后に会いに行く。しっかりと作り込まれた舞台装置。バックの映像と幾度も回る舞台で、ロシアからパリ、時間の流れを表現していく。

 物語は歌、歌、歌で綴(つづ)られている。劇中、真風が歌うソロ曲「She Walks In」(彼女が来たら)はブロードウェーのスタッフが真風のために作った新しい楽曲。深みのある真風の歌声と星風の透き通るような声が観客を魅了する。

 配役の妙も大きな見どころだ。演出家の稲葉氏は「それぞれの俳優に、こんなことにも挑戦して-という気持ちを込めています」という。

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ