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「鬼滅の刃」キャラと同名 和歌山の「甘露寺」が聖地に

 山下住職が鬼滅の刃を知ったのは今年春ごろ。訪れたファンの女性に聞いて漫画を読み、魅力にはまった。現在では漫画の単行本全巻をそろえる。その魅力を「鬼にならざるを得なかった敵もいるなど、感情移入できる部分がある」とし、「仏教の精神はもちろん、家族愛や仲間を思う心など人生を考える上で指針を示してくれる」と語る。

地元も注目、公園に「恋の柱」

 このブームに地元・紀の川市も注目する。

 寺近くには、猫駅長で有名な和歌山電鉄貴志川線が通るため、協力して30秒程度のPR動画を制作。映画公開後、大阪・梅田などの映画館で上映前に短縮版をCMとして流した。

 また市は、増えるコスプレーヤーや観光客らに対応するため、寺に記念撮影の背景となる特製の雨戸を設置し、和歌山電鉄の甘露寺前駅近くのコミュニティセンターには土・日曜に更衣室を用意。周辺で楽しめるスイーツなどを紹介する特設サイトも開設した。寺近くの公園には、市職員らが高さ約2メートルの「恋の柱」を設置した。

 甘露寺前駅にはカプセル玩具の「恋みくじ」を置く。カプセルには恋占いのおみくじのほか、境内の梛の葉を入れる袋も付けた。梛の葉は縦に葉脈が走っていてちぎろうとしても裂けないため、お守りにするとご縁に恵まれるとされる。

 かつて猫駅長「たま」で空前のブームに沸いた和歌山電鉄の貴志川線は今年、コロナ禍で利用者が減少しており、担当者は「鬼滅の刃を機に、多くの人が利用してくれるとありがたい」と歓迎している。

映画でブーム、全国を席巻

 全国公開中のアニメ映画「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」は、すでに興行収入が233億4千万円、観客動員数が1750万人に達し、公開から24日間で国内興収歴代5位を記録。ブームは全国各地を席巻している。

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