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大阪知事「病床トリアージやる」 重症者増加で方針

吉村洋文氏
吉村洋文氏

 大阪府の吉村洋文知事は19日、新型コロナウイルスに感染した重症者の病床の確保に関連して「大阪全体で救急病床のトリアージ(選別)をしていく」と述べ、一般の傷病患者とコロナ患者の受け入れ先を明確化していく方針を示した。あわせて、確保する病床の最大数を206床から215床まで拡充するよう府内の医療機関に要請したことを明らかにした。

 府内には約500の集中治療室(ICU)があるとされる。新型コロナの重症者増に伴い、コロナ患者以外の重篤患者を受け入れられない医療機関が相次ぐことが想定される。

 吉村氏は「交通事故や脳梗塞などの病気は新型コロナ患者を受け入れていない病院にお願いし、役割分担を明確にする」と言及。「相互連携で進める計画を立てており、医療崩壊ではない」と強調した。

 府は感染状況を4段階に分け、順次病床を拡充する計画を策定している。18日の対策協議会では、現在確保している206床の重症病床全てを運用できる第4段階への移行を決定。一方、今後の感染拡大シミュレーションで、足元の新規感染者数を1日当たり257人程度に設定し前週比1・5倍のペースで増え続ければ、今月30日には1日580人が感染し、入院中の重症者は12月8日時点で219人に上ると試算した。

 こうした状況で、府は今月19日、目標最大数の215床まで上積みするよう医療機関に要請した。

 また府は215床とは別に、重症者向けの臨時医療施設「大阪コロナ重症センター」の第1期(30床)分を12月中旬以降に稼働させる方針で、吉村氏は「まずは病院で受け入れてもらうのが適切な対応のあり方だ。重症センターは、いざというときに使っていく」と話した。

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