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【教育はいま】脱ハンコで学校のデジタル化加速

 教職員の間でも、業務で押印する機会は多い。兵庫県内の公立小学校の校長は「教育委員会に提出する書類にも押印が必要なことが多く、1日に100回以上判を押している。簡略化してほしい」と打ち明けた。

コロナ禍で真価

 

 文科省の通知は、子供を介するため連絡ミスなどのトラブルが起きやすい学校現場と保護者のやりとりをよりスムーズにし、負担軽減を図るのがねらいだ。アンケートフォームのURLを保護者にメールで伝えることや、スマートフォンで児童生徒の遅刻や欠席を連絡できるシステムなども紹介されている。

 すでにデジタル化を進めている自治体や学校もある。横浜市立山内小学校は昨年6月から、紙のプリント配布を廃止。宿泊学習への参加の確認や進路調査といった保護者宛ての連絡はメールやインターネットのシステムを使っている。

 デジタル化の真価が発揮されたのは、新型コロナウイルスへの対応で学校現場が混乱した時期だった。状況が目まぐるしく変わる中にあっても、他校に比べて保護者との連絡はスムーズだったといい、佐藤正淳校長は「情報をスピード感をもって伝えることは家庭との信頼関係を築く上でも大切だ」と強調した。

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