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【大阪都構想】看板政策失った維新「痛手」「次を考えられない」

大阪維新の会本部が入るビル=2日午前、大阪市中央区(沢野貴信撮影)
大阪維新の会本部が入るビル=2日午前、大阪市中央区(沢野貴信撮影)

 「今は次を考えられない」。大阪都構想が2度目の住民投票でも再び否決となったことは、大阪府市の二重行政を解消し、大阪の成長を実現する手段として掲げ続けた大阪維新の会の所属議員らにとって大きな打撃となった。代表の松井一郎市長も任期満了をもって政界引退を表明。党の求心力低下は避けられず、先行きに懸念の声も上がる。

 「落ち込む必要はない。これからも頑張っていってほしい」。都構想否決を受け、1日深夜の記者会見を終えた松井氏は会見場の控室で、平成22年の維新立ち上げ時からの所属議員らを前にそう語りかけた。会見時は吹っ切れたような表情を浮かべていたが、居合わせた議員によると、このときも穏やかな顔つきだったという。

 松井氏はこの場で自身の次のリーダーとして代表代行の吉村洋文・大阪府知事に触れ、「残って続けていかないと、責任を取ったことにはならない」と述べた。

 とはいえ、都構想への再挑戦が行き詰まった末に知事・市長の入れ替えダブル選(昨年4月)を仕掛け、政治闘争に打ち勝ち、住民投票実施につなげるなど勝負どころでの政治手腕にたける松井氏が抜ける“穴”は大きい。側近の一人、日本維新の会の馬場伸幸幹事長は2日未明、記者団に「本人は辞めるというが、首長としての経験を国政で発揮してもらいたい」と、引き続き党に残るよう求める考えを示した。

 都構想の実現は結党以来、維新にとって10年越しの悲願だった。再び厳しい結果を突き付けられ、議員らの間には悲壮感が広がっている。

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