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関西電力がエビ養殖事業 「成長細菌」発見きっかけ

関西電力などが養殖事業で手がけるエビ=26日、大阪市北区(岡本祐大撮影)
関西電力などが養殖事業で手がけるエビ=26日、大阪市北区(岡本祐大撮影)

 関西電力は26日、エビの養殖事業に参入すると発表した。同社の水質改善技術がエビの生育を促すことを発見したのがきっかけで、新潟県のエビ養殖業者と事業会社を設立した。バナメイエビの養殖施設を静岡県内に建て、令和4年1月の生産開始を目指す。今後、エビ以外の養殖も検討するという。

 事業会社は、国内で初めてエビの陸上養殖に成功した「IMTエンジニアリング」(新潟県)と大阪市内に設立。静岡県磐田市に陸上養殖プラントを建設して年間80トン程度生産し、東海や関東、関西へ出荷する。売上高は数億円程度を想定している。

 電力会社にとって畑違いとなる事業分野への進出のきっかけは、関電の研究部門が発見したヘドロを分解する機能をもつ細菌。関電の火力発電所も立地する大阪湾の水質改善につなげようという試みだったが、この細菌をエビに与えてみると、成長促進や死亡率の低下につながったという。

 関電社員で新会社の代表に就いた秋田亮さんは「将来的には生産拠点を増やしたり、ノウハウを活用したコンサルティング業務を手掛けたりして、事業規模を10億円程度まで拡大したい」と述べた。

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