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日本電産、通期業績を上方修正 永守氏「社員の待遇30%上げる」

 日本電産は26日、令和3年3月期の連結業績予想を上方修正し、売上高を1兆5千億円から1兆5500億円、最終利益を1千億円から1050億円に引き上げた。家電や車載向けモーターの需要回復を反映しており、実現した場合は売上高は過去最高を更新する。

 永守重信会長は同日、オンラインで開催した決算説明会で「下期で新型コロナ禍の第2、3波が来ても、世界統一の基準でオペレーションを補完するための対応策ができている」と述べた。

 永守氏は電気自動車(EV)用モーターの世界シェアを2030年に40~45%へ高める方針を表明。新型コロナウイルスの影響を「過去の経済悪化と異なり市場が回復しても需要は大きく変わる」と指摘し「これからは強い企業や賢い経営者がいる企業ではなく、変化に追随できる企業が生き残る」と述べた。

 また「今後3年間で社員の待遇を30%上げる」と述べ、ボーナスを増額するなどの意向を示した。

 令和2年9月中間連結決算は売上高が前年同期比0・1%増の7517億円、最終利益は79・2%増の487億円だった。新型コロナによる「巣ごもり」需要を受け、家電用やデータセンター向けのHDD用の小型モーターが好調。原価低減や固定削減の取り組みも利益を押し上げた。

 地域別の業績をみると、売上高の26%を占める最大の稼ぎ頭の中国が12%増となり全体を牽引。次に売り上げが大きい米国も増加した。

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