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桂小五郎ゆかりの料理旅館「幾松」閉店

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20日で閉店した料理旅館「幾松」=京都市中京区(井上裕貴撮影)
20日で閉店した料理旅館「幾松」=京都市中京区(井上裕貴撮影)

 幕末の志士、桂小五郎(木戸孝允、1833~77年)ゆかりの料理旅館「幾松」(京都市中京区)が、惜しまれながら60年あまりの歴史に幕を下ろした。新型コロナウイルス感染拡大の影響による売り上げ減少が理由だという。

 同店は、桂が後に妻の松子となる芸妓の幾松と過ごした屋敷跡。建物は新選組からの襲撃から逃れるための鴨川に続く抜け穴や隠し階段などが残り、平成16年には歴史的景観に寄与しているとして、国の登録有形文化財になった。

 明治23年に旅館として開業し、昭和31年からは現在の会社が料理旅館として営業。夏は鴨川の納涼床も人気となっていたが、今月20日の営業を最後に閉店した。

 同社の広報担当者は「コロナ禍で営業を続けていけなくなり、断腸の思いで閉店を決めた。建物の今後は未定だが、保存していただける方にお譲りしたい」と説明した。

 京都市文化財保護課によると、建物について取り壊しなど現状変更する場合は届け出が必要。近くで飲食店を営む男性(35)は「歴史のある店が閉まって残念。いつか別の形で幾松の名を継いで再開してほしい」と名残惜しそうに話した。

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