大阪府警本部=大阪市中央区(寺口純平撮影)
太陽光発電に使う土地の購入資金の融資名目で、貸金業者から1億1千万円を詐取したとして、大阪府警捜査2課などは21日、詐欺容疑で、大阪市中央区鎗屋町の会社役員、常山真史(つねやままこと)容疑者(42)を逮捕した。認否を明らかにしていない。
同課によると、常山容疑者は犯行当時、太陽光発電システムの販売や施工を手がける会社の代表取締役。逮捕容疑は平成29年4月、太陽光発電に利用できる宮崎県内の土地について、福岡県にある別の太陽光発電会社から購入する契約が成立したと虚偽の説明をし、大分県の貸金業者から融資金名目で1億1千万円を詐取したとしている。