「近畿の警察官」に6人 11月30日大阪で無観客表彰式
近畿2府4県の優秀な警察官をたたえる第134回「近畿の警察官」(産経新聞社提唱、近畿地区信用金庫協会、富国生命保険相互会社協賛)の受賞者が決まった。事件捜査や取り締まり活動を通じて市民の暮らしを守り、安全な地域社会づくりに貢献した6人を選んだ。表彰式は11月30日に大阪国際交流センター(大阪・上本町)で、無観客で行う。
人情豊かな名物刑事 大阪府警豊中署地域課 山上賢治警部(52)

正義感あふれる人情派刑事。常に被害者に寄り添い、ともに涙を流すことも。捜査が難航したとき、絶妙ジョークで重い空気を一掃するのが得意。
列車事故の「専門家」 兵庫県警尼崎南署刑事第1課 小谷洋一警部補(49)

JR福知山線脱線事故など重大事件に多く携わり、解決に貢献した。過去には全国で数人しか登録されていない列車事故専門捜査員としても活躍。
妥協許さぬ捜査の要 和歌山県警和歌山北署地域課 瀧本敦哉警部補(56)

数々の重要知能犯事件に従事。各種捜査資料の分析力に優れ、多くの贈収賄や不正融資などの事件解決に貢献した。明るく、常に前向きで、妥協を許さない。
観光京都の安全守る 京都府警鉄道警察隊 猪本賢行警部補(58)

25年以上の地域警察勤務では持ち前の社交性を生かして地域に溶け込み、平成30年から鉄道警察隊で観光の玄関口、京都駅周辺の安全・安心を守り続ける。
広域窃盗犯は逃がさぬ 奈良県警捜査第1課 川窪康裕警部補(49)

知識と経験豊富な窃盗犯捜査のスペシャリスト。粘り強い聞き込みと追跡捜査で、県内だけでなく全国に波及する広域窃盗犯を数多く検挙した。
知能犯捜査で活躍 滋賀県警捜査第2課 西澤篤警部補(51)

知能犯捜査で抜群の能力を発揮。広域特殊詐欺グループの検挙、指定暴力団傘下組織の解体などで活躍し、最前線で地域住民の安全を守った。