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【「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記】矢野監督「会食」がもたらすコンプライアンス&ガバナンスの危機

 しかし、3月の合コン参加で感染した藤浪、伊藤隼、長坂に続く9月の選手やスタッフ計9人の新型コロナウイルス感染は、9月19日の名古屋遠征中に球団内規である「外食は4人まで。個室に限り、2時間以内。同じポジションの選手の同席は避ける」というルールを違反した外食が原因とみられています。一連の流れは選手個々の自覚のなさもさることながら、球団としての選手管理の甘さを露呈したものでした。その責任を取って球団社長が辞任するのならば、責任の重さは現場の指揮官、つまり矢野監督も「同罪」という誰が見ても明らかな論調を先週(11日アップ)のコラムで展開しました。退任するなら、岡田彰布氏(62)の13年ぶり阪神監督復帰しかない…とも書きました。

 すると、藤原オーナーは即座に火消し。「いろいろなアクシデントがある。(矢野監督は)その時、その時のセカンドベストを貫いているというふうに思います。今はこういう状況になりましたけど、そういう状況の中でベストを尽くしてくれている」と矢野監督の手腕を評価。3年契約の3年目となる来季続投についても「もちろん、まったく変わっていません。何も変わったところはありません」と続投を明言。「来季を期待するか?」と聞かれ「そらそうです。当然です」と言い切りました。

空前人事の背景は主に3つ

 矢野監督を全面支援するための“最終手段”ともいえる“究極人事”も内定させていました。揚塩球団社長の辞任会見の際、後任の球団社長は未発表で、それを聞かれた藤原オーナーは「12月1日までには決めますけど、今から考えます」とけむに巻いていました。ところが、本社や球団周辺を取材していくと、一時は浮上していた球団本部長を兼務する谷本修球団副社長(56)の社長昇格案が白紙撤回され、藤原オーナーが球団社長も兼務する人事が内定していることが判明したのです。

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