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台風シーズン 浸水対策急ぐ 鉄道各社「想定外に備え」

避難訓練で長野新幹線車両センターから移動する北陸新幹線の車両=9月29日、長野市
避難訓練で長野新幹線車両センターから移動する北陸新幹線の車両=9月29日、長野市
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 秋の台風シーズンに備え、鉄道各社が車両の浸水対策を進めている。水害時に車両を別の場所に避難させる計画を整えたり、河川増水による鉄道施設への影響の有無を判断する機器を導入したりして、万全の対応を目指す。担当者らが口をそろえるのは「想定外に備える」。背景には、昨年10月の台風19号による苦い教訓がある。(江森梓)

 「昨今、災害が激甚化する中で、きちんとした対策を取らなければならない」

 JR西日本の長谷川一明社長は、今夏に開いた記者会見で力をこめた。JR西はすでに、大雨で浸水の危険性がある鉄道施設の対策を公表。車両を高架駅や別の場所に避難させる計画をあらかじめ策定し、実際の雨量データなどから避難の必要性を判断するとした。

 JR西によると、ハザードマップが定める浸水想定区域に車両を置く新幹線や在来線車両の基地などは計46カ所。このうちすでに26カ所で避難計画が練られており、残りについても早期の策定を急ぐ。仮に車両を避難させるとすれば、避難させない場合と比べて営業運転の終了時間が3~4時間早まる。それでも長谷川社長は「ご不便をお掛けするが、ご理解いただきたい」と訴える。

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