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阪急阪神百貨店、全商品web販売へ デジタル戦略強化

 阪急阪神百貨店は、店頭にあるすべての商品を来店せず、インターネット販売などで購入できるようにすると発表した。店頭商品を公式サイト上で紹介するウェブカタログのアイテムを大幅に増やしたほか、店頭商品をスマートフォンなどで買えるウェブ決済サービスを一部の郊外店を除き計10店舗でつくった。

 自社EC(電子商取引)サイトで買える商品はこれまで一部に限っていたが、ウェブカタログとECサイトの両軸を拡充し、阪急百貨店梅田本店(大阪市北区)では来年中に全売り場のデジタル化を目指すという。

 スマホやパソコンなどでどこからでも購入できるウェブ決済サービス「リモオーダー」は3月28日に阪急百貨店梅田本店に導入し、その後、他の都市型店舗にも拡大。現在、全16店舗中10店舗に導入した。5月にも売り場などと顧客の接点を増やすため、無料通信・ビデオ会議アプリの活用を始めた。LINE(ライン)で販売員が商品の問い合わせに応えたり、海外の生産者とZoom(ズーム)でつないだオンラインイベントを開いたりしている。11月からは配布済みも含めて約4800台のスマホを全社員に貸与し、さらにコミュニケーションの迅速化を図る。

 3月から導入を広げている「リモオーダー」では若年層の利用が多く、約6割が過去に購入実績のない新規客。このうち約4割がリピーターとなっているという。6~9月で約1億2千万円の売り上げがあった。「百貨店にある高級ブランドの限定品などでニーズが出ており、遠方客の利用が増えるなど商圏を広げる効果も期待できる」(広報担当者)としている。

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