「エヴァ電車」運行開始 京都・嵐電
京都・嵐山などを走る京福電気鉄道(通称・嵐電)は30日、東映太秦映画村(京都市右京区)で3日に人気アニメをテーマにした新アトラクション「エヴァンゲリオン京都基地」がオープンするのに合わせ、エヴァンゲリオン初号機をモチーフにしたラッピング電車の運行を始めた。
ラッピングは嵐山本線と北野線を走る2両に実施。嵐電オリジナルの車体カラーが「京紫」と呼ばれる落ち着いた紫色で、エヴァンゲリオン初号機の紫色に似ていることから、元の車体の色を活かしながら、細部を黒や緑の色をラッピングで表現している。
来月2日までは「プレ運行期間」としてヘッドマークなしで運行。3日以降は「エヴァンゲリオンシリーズ25周年記念」のヘッドマークを装着し、12月20日までの運行を予定している。
京福電鉄の担当者は「新型コロナウイルスの影響で大変な時期もありましたが、秋の行楽シーズンにこの電車で楽しんでほっとしていただければ」と話している。