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修学旅行、中止や日帰りに コロナ禍で秋に延期も 

 修学旅行は、普段とは異なる環境で集団生活や公衆道徳などを体験する特別活動で、学習指導要領にも位置付けられている。文部科学省は7月末、可能な限り中止にせず、近距離での実施や旅行日程の短縮といった変更を検討するよう各都道府県に通知した。

 神戸市教委は各校に1学期から2学期への延期を求め、実施については保護者の9割以上の同意を得ることや、4週間前までに実施願を提出することなどを条件としている。担当者は「一生に一度の大切な行事。できるだけ実施したいが、強制して感染を広げるわけにもいかない」と複雑な胸中を打ち明けた。

キャンセル続く

 春の観光シーズンに大きな打撃を受けた観光地では、客足回復に向けた対策が進む。京都市は修学旅行生専用の電話相談窓口を設置。PCR検査の結果を待つ待機場所や、陽性だった場合に保護者と生徒が連絡を取り合うためのスマートフォンの貸し出しも行う。

 奈良市も今月から修学旅行生1人当たり2千円を支給する支援策を打ち出し、修学旅行を中止にした学校に、奈良を感じられる商品を「お土産」として送ることを検討する。

 一方、7月以降に感染者が再び増加に転じた影響は大きい。奈良市の「ホテル尾花」では、例年20~30校の修学旅行を受け入れてきたが、今月の予約はすべて中止か延期の状態で、10月の予約にもキャンセルが出た。セールスマネジャーの徳弘和也さん(50)は「各部屋に除菌シートを置くなど予防対策は一通りしているが、学校は万が一感染した場合の対応への不安を抱えている。『Go To トラベル事業』への東京の追加に期待しているが、どうなるか…」と打ち明けた。

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