PR

産経WEST 産経WEST

与論島クラスター、伝統の「回し飲み」が一因 県見解

 鹿児島県は26日、7月下旬から8月上旬にかけて与論島(与論町)で発生した新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)について、伝統的な飲酒方法の「回し飲み」が一因との見解をまとめた。島には一つの杯で焼酎を飲み交わす「与論献奉」と呼ばれる風習があり、杯を通じて感染が拡大した形だ。

 県が、厚生労働省のクラスター対策班などと共同で行った調査内容を公表した。クラスター発生の要因として回し飲みのほか、発症後も勤務を続けた人がいたことなどを挙げた。ウイルスは島外から持ち込まれたとみられるが、経路は特定できなかった。

 今後の検討課題として、保健所のない離島で感染者が出た場合に備え、医師や保健師で構成するチームの派遣体制の整備や、荒天時の対応などを示した。

 感染者は与論町55人、鹿児島市1人、県外3人の計59人。島唯一の総合病院でも院内感染が発生した。県見解では、来島自粛の要請や島民の外出自粛の徹底が感染拡大を抑制したと位置付けた。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ