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児童虐待~連鎖の軛 第2部(5) 絶対孤立させない 地域のつながり つむぐ住民

 「世間は親を悪者にして責める。でも、それでは問題は解決しない。余裕がなくなれば、誰もが子供を傷つける可能性はあると思うから。母も私も地域につながっていれば、『未病』の時に救えたんじゃないか」。桃井さんはプログラムを通じて、自分にできることを考えていくつもりだ。

 大切に育てられた経験は、自分自身を、さらには周りの人も尊重することにつながっていく。つまり、虐待の連鎖を根本から断ち切るためには、介入による対症療法だけでなく、家庭や子供を見捨てず、孤立させないことこそが重要だ。

 SOSを待つ従来型の「支援」ではなく、自ら網をめぐらし家庭に手を差し伸べようとする市区町村。地域の中でやわらかなつながりを紡ぎ直そうとする住民たち。これらと児相が融合することで初めて、虐待が生まれにくい社会に踏み出すことができる。

 西山瑞穂、桑波田仰太、小松大騎が担当しました。

 「児童虐待」に関する皆さんの情報やご意見、ご感想を募集します。

 住所、氏名、年齢、性別、電話番号を明記していただき、郵送の場合は〒556-8661産経新聞大阪社会部「虐待取材班」、FAXは06・6633・9740、メールはgyakutai@sankei.co.jpまでお送りください。

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