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JR西日本が過去最大2400億円の最終赤字に 新幹線の利用3割にとどまる

 JR西日本は16日、令和3年3月期の連結業績予想を発表し、最終損益が2400億円の赤字(前期は893億円の黒字)になる見通しを示した。赤字幅は昭和62年の民営化後で最大となる。新型コロナウイルスの影響で鉄道利用が大幅に落ち込んでおり、年度末時点での回復は通常の6~7割程度にとどまるとした。

 売上高は前期比39%減の9200億円、本業のもうけを示す営業損益は2900億円の赤字(前期は1606億円の黒字)を予想した。JR西の通期決算での最終赤字は、職員の年金制度の変更で特別損失を出した平成11年3月期以来。大阪市内で会見した倉坂昇治専務執行役員は「財務面で会社発足以来の大きな影響が出た。利用状況がコロナ前に戻るのは非常に難しいが、施策を積み重ねていきたい」と述べた。

 主力の鉄道事業については、新幹線の利用状況が現在、前年比3割程度だが、来年3月には新型コロナが感染拡大する前の6割弱にまで回復するとした。近畿圏の在来線は7割程度に戻る見通しという。売り上げの落ち込みを受け、人件費削減や設備投資の抑制などで約700億円のコスト削減を目指すとした。

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