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災害時、リーガロイヤルホテルが天満警察署に

 大規模災害で警察署が使えなくなったときにホテルの一部を警察活動の拠点とする協定が「防災の日」の1日、大阪府警天満署とリーガロイヤルホテル(大阪市北区中之島)との間で結ばれた。想定を超える規模の災害が相次ぐ中、人命救助の要となる警察活動を維持するために、バックアップ態勢を整える狙いがある。

災害時に協力する協定を結んだ荻田勝紀総支配人(右)と利岡孝一朗署長=大阪市北区中之島のリーガロイヤルホテル
災害時に協力する協定を結んだ荻田勝紀総支配人(右)と利岡孝一朗署長=大阪市北区中之島のリーガロイヤルホテル

 3年前に建て替えたばかりの天満署は、震度7の地震に耐えられる構造。しかし、淀川が氾濫すれば周辺が浸水する恐れがある。これまでは被災などにより庁舎が使えなくなった場合の代替拠点が明確に定まっていなかった。

 一方、同ホテルは、同署に比べて浸水の可能性が低い場所にある。さらに、国内外の要人が利用することも多く、昨年6月に大阪市で開催された20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)では一部首脳の宿泊先となるなど、警察と連携する機会が多い。そういったことから今回、災害時の協力関係強化が決まった。

 協定では、宴会場などの広い部屋や、駐車場の一部を警察の活動スペースとすることを想定。今後、災害時の情報共有や署の機能をホテルに移す訓練を重ねていくとしている。

 協定書に署名した荻田勝紀総支配人は「地域の治安維持に貢献できる。協力関係を最大限生かしたい」。利岡孝一朗署長は「連携を密接にして、安全安心の確保に努めていきたい」と話した。

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