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側溝の中、冷気のおこぼれ…「奈良のシカ」の暑さ対策

身を寄せ合うようにして側溝にしゃがみ込み、暑さをしのぐシカ=8月21日午後、奈良市
身を寄せ合うようにして側溝にしゃがみ込み、暑さをしのぐシカ=8月21日午後、奈良市
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 各地で最高気温が35度を超える猛暑日が続く中、奈良市の奈良公園周辺で、国の天然記念物「奈良のシカ」があの手この手で暑さをしのぐ様子が目撃されている。(桑島浩任)

 奈良市内で最高気温37・9度を観測した今月21日午後、奈良公園沿いにある道路脇の側溝に、10頭近くのシカが座り込んでいた。奈良の鹿愛護会によると、側溝で涼むシカをとらえた15年以上前の写真が残っているといい、担当者は「木陰で休むのと同じで、日差しを避けているのだろう」と話す。

 さらに利口なシカもいる。世界遺産・春日大社のそばにある食堂「かすが茶屋」の入り口に陣取る雄ジカ。人が来ても気にするそぶりを見せずに座り続け、クーラーの効いた店内から漏れ出る冷気にあたっている。

店先で漏れ出てくる冷気を浴びて涼むシカ=奈良市
店先で漏れ出てくる冷気を浴びて涼むシカ=奈良市
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 かすが茶屋を運営する奈交サービス(奈良市)によると、店の前にシカが来るようになったのは10年ほど前から。鼻先で自動ドアのボタンを押して店内に入ってくることもあり、従業員がやんわりと外へ追い返すのが恒例の光景になっているという。同社は「この光景を見に来てくださる人もいる。追い払うことはしません」としており、うまく共存しているようだ。

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