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ZOOMで讃岐うどんツアー 自宅に詰め合わせ届き満喫

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うどんのゆで方を教わる場面のイメージ。参加者は自宅でうどんをゆでる(琴平バス提供)
うどんのゆで方を教わる場面のイメージ。参加者は自宅でうどんをゆでる(琴平バス提供)
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 新型コロナウイルスの感染拡大で旅行や帰省を自粛する動きもある中、観光タクシーを運行する香川県のバス会社が、ウェブ会議システム「Zoom(ズーム)」を活用して讃岐うどん店を巡るツアーを企画した。豊富なうどんの知識を備えた専任ドライバーが人気店を案内。参加者は画面を見るだけではなく、当日までにうどんが届いてツアーの最中に自らゆでる取り組みで、自宅にいながら本場の味を堪能できる。

新型コロナで窮地に

 ツアーの柱となったのは、琴平バス(香川県琴平町)が平成15年に始めたサービス「うどんタクシー」だ。うどんのオブジェを屋根に載せた貸し切りタクシーで、筆記やうどん打ちの実技といった独自の認定試験に合格した専任ドライバーが名店を案内。地元の人に人気の店や、客の好みに沿った店を巡る。

 順調に利用が増えていたが、新型コロナの感染拡大の影響で、今年の春以降は予約が激減。稼働率がほぼゼロとなった。対策として、同社は来店客の減少に悩むうどん店のうどんを配達する「うどんタクシーEats(イーツ)」を開始。第2弾として、オンラインで旅行気分を味わえるツアーを企画した。

 同社企画開発部の多田羅愛未さんは「オンラインで実施したバスツアーのノウハウを生かして考えた。新型コロナの収束後に香川に来てもらうきっかけになれば」と説明する。

「味わう」も体験

 参加者は、自宅のパソコンなどからズームを通じてツアーに参加する。

 オンラインで高松空港に到着した一行を出迎えるのは、専任ドライバーの多田純さん。タクシーに乗り込むと、「山越(やまごえ)うどん」(綾川町)に向かい、続いて弘法大師・空海ゆかりの善通寺(善通寺市)へ。参加者のパソコンの画面には車窓の風景が映し出され、店内からの中継もある。

 最後に訪れる製麺会社「うどんの館 大庄屋」(琴平町)では、工場長からうどんのゆで方を学ぶ。参加者宅には事前に、うどんや卵、だししょうゆなどの詰め合わせが届いており、それぞれ鍋に湯を沸かしてうどんをゆでる。

 工場長は鍋の映像を確認しつつ「吹きこぼれそうになったら火加減を調節する」といったコツを伝授。ゆであがったうどんに生卵とだししょうゆを絡め、釜玉うどんにして味わう。

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