PR

産経WEST 産経WEST

山口組分裂から5年、抗争終結の見通し立たず

その他の写真を見る(1/2枚)

 国内最大の指定暴力団山口組(神戸市灘区)が分裂し、神戸山口組(同市中央区)が結成されてから27日で丸5年となる。資金や人員面で劣勢の神戸側をめぐっては今夏、中核の「山健組」(同)をはじめ複数の傘下組織が離脱したとの情報が流れた。それでも抗争終結の見通しは立っておらず、警察当局では勢力変化が新たな事件の火種となる可能性もあるとみて、動向を注視している。

「力の差さらに」

 山口組の分裂騒動は平成27年8月に発生した。篠田建市(通称・司忍)組長(78)の出身母体「弘道会」(名古屋市)が主導する組織運営や、高額な上納金に反発した関西系の幹部らが神戸山口組を結成。その後、神戸側でも枝分かれが進み、29年4月に現在の絆會(兵庫県尼崎市)が誕生、3団体とも暴力団対策法の規制対象となる指定暴力団に指定されている。

 昨年4月以降、山口組と神戸側の抗争事件が相次ぎ死傷者が多発。警察当局は今年1月、両組織を暴対法に基づく「特定抗争指定暴力団」に指定した。事件に関与した組の所在地を警戒区域とし、その範囲での事務所使用や、組員がおおむね5人以上で集まることなどが禁じられた。

 警察庁のまとめでは、昨年末時点の構成員と準構成員らの数は、山口組が約8900人で、神戸側は約3千人。捜査関係者は「抗争に前後して神戸側では組員離脱が相次ぎ、山口組との力の差はさらに広がった」と説明する。

続きを読む

関連トピックス

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ