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コロナで帰省自粛でも…#写真で語ろう 取り組み広がる

「マイ・ベストショットアルバム」の台紙を作る生前整理普及協会のメンバー=京都市山科区(鈴木俊輔撮影)
「マイ・ベストショットアルバム」の台紙を作る生前整理普及協会のメンバー=京都市山科区(鈴木俊輔撮影)
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 過去に撮影した紙焼き写真を整理し、家族での対話のきっかけにしようという取り組みが広がっている。デジタル化が進み、存在感を失いつつある紙焼き写真だが、1枚の写真を通じて、家族の過去を知り、思いをはせることにつながる。新型コロナウイルスの感染拡大で帰省の自粛が広がる今夏、写真の魅力を再認識する機会になりそうだ。(鈴木俊輔)

 まだあどけない幼少期、初々しい新婚旅行、老人介護施設での笑顔-。1冊のアルバムには、人生そのものが詰まっている。

 「どんな写真にも物語や思い出があるんです」

 生前整理普及協会(名古屋市)の講師、中川智子さん(63)=大阪府枚方市=は話す。同協会では、これまで撮った写真をアルバムにする「マイ・ベストショットアルバム」の作成を提唱。自身が写っている写真を30枚選び、1枚1枚に手書きでコメントを添えて作る。

 現在では、デジタルカメラやスマートフォンでの撮影が主流だが、高齢者はフィルムで撮影した写真を紙焼きで所持していることが多く、若いころからの写真を貼ったアルバムがあることも珍しくない。そこで、膨大な写真の中から気に入った写真を選ぶのがマイ・ベストショットアルバムだ。

 写真の整理を通じて人生を振り返るだけでなく、アルバムを作ることで別の効果も期待される。「写真をきっかけに家族の会話が生まれる」。写真にまつわる思い出やエピソードをきっかけに会話が弾むといい、新型コロナの感染拡大で帰省を自粛する動きが広がる中、同協会は祖父母ら家族に写真を送ることを呼びかけている。

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 同協会は「#写真で語ろう」というハッシュタグを作成。写真をめぐるエピソードをSNS(会員制交流サイト)に投稿してもらう取り組みも始めた。

 敬老の日(9月21日)までに投稿されたエピソードを対象に賞品も用意しているが、取り組みは秋以降も継続する。中川さんは「写真は思い出が詰まった財産。その価値を見直す機会にしてほしい」と話す。問い合わせは同協会(052・485・8137)。

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