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【甲子園交流試合】「白スパイク解禁」10度低い実験結果も、選手「黒には戻れない」

白色のスパイクで試合に臨む鹿児島城西ナイン=甲子園球場(渡辺恭晃撮影)
白色のスパイクで試合に臨む鹿児島城西ナイン=甲子園球場(渡辺恭晃撮影)
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 10日から兵庫県西宮市で開かれている「2020年甲子園高校野球交流試合」で、高校球児たちの足元に「異変」が起きている。白色のスパイクを履く選手が増えているのだ。従来のルールで認められていたスパイクの色は黒色の一色だけだったが、今年3月から熱中症対策として白色が“解禁”された。白色は黒色よりも温度が下がるとの実験結果も出ており、使用する選手からは「もう黒色のスパイクには戻れない」との声も上がっている。

黒色より10度も低く

 高校野球で使用できる道具について日本高野連が定めたルール「高校野球用具の使用制限」にはこれまで「(公式戦のスパイクは)表面は黒一色とし、エナメルおよび光沢のある素材は使用できない」などと記されていた。しかし近年は夏の猛暑が続いていることなどから、日本高野連は昨年5月に開いた理事会で、熱中症対策として白色の使用も認めることを決めた。

 これを受け、スポーツ用品メーカーも本格的に白色スパイクの製造に着手。大手のミズノ(大阪市)は昨年8月、自社製品で従来の黒色と白色のスパイクについて温度の上昇具合の違いを調べた。気温32度でスパイクの内部と表面温度の変化を1分ごとに記録。その結果、白色は黒色に比べ、内部、表面ともに約10度低くなっていたという。白色のスパイクを「白スパ」の名称で販売する同社の担当者は「白色(まだ何色にも染まっていない)=始まり、と考え、新たな気持ちで高校野球の第一歩を後押ししていきたい」と話す。

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