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死刑確定か控訴審か 2度にわたる控訴取り下げ、大阪・寝屋川中1殺害から5年

 検察側は「予想外の判断」(大阪高検幹部)を受け、判断を不服として最高裁への特別抗告と、大阪高裁への異議申し立てをそれぞれ行った。

 特別抗告は最高裁が今年2月に棄却。しかし異議申し立てについては高裁第1刑事部が3月、第6刑事部の無効決定は合理的な根拠を示していないとして、審理のやり直しを命じた。

 その約1週間後、被告は再び、控訴取り下げを求める書面を高裁に提出。死刑判決を受けた被告が、2度も控訴取り下げを求める例のない展開となった。

 篠田氏は「精神的に追い詰められると突発的に行動してしまう、被告の特性が影響している可能性がある」と指摘する。

 最初の控訴取り下げは、拘置所で借りたボールペンを時間内に返却せず看守と口論になり自暴自棄に陥ったことが原因で「常識では考えがたい」(高裁第6刑事部)と指摘された。

 今後、控訴取り下げの有効性を判断する高裁のやり直し審理が行われることになるが、二転三転する状況に遺族の思いは複雑だ。

 殺害された星野凌斗(りょうと)さん=当時(12)=の遺族代理人の奥村昌裕弁護士は「遺族は判決を区切りに前を向こうとしているのに、被告の行動に振り回されている。被告は自分の犯した罪に真摯(しんし)に向き合い、裁判所には法律に基づいた判断を早期に下してほしい」と話した。

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